nenonnne_toy’s blog

情報系の学生の色々なこと

情報系の学生の研究の意味について

現在私は情報系の大学院1年生で、大学院ではセンサとかその他諸々を用いた研究をしています。情報系以外の方が、この記事を読んでもあまり参考にならないかもしれません。情報系以外の大学院生で、将来SEになりたいんです!という人には参考になるかもしれません。

 

もともと私はコンピュータに興味があって大学では情報系に進学して、大学3年生まではコンピュータの勉強は面白いなあと思っていました。(よく思い出してみると1年生の時は情報系の勉強がしたかったのに、なんでこんなに数学を勉強しなければならないんだ…。とか思っていた気がする。)

 

4年生になって研究室に配属されると、研究においてコンピュータ以外の、私の場合は信号処理とか機械学習とかの知識を要求されるようになり、それらについて勉強しなければならないこともありました。

 

そもそも、自分はコンピュータの勉強をしたかったのに、どうしてこんなことを勉強しているんだ、どうしてこんな研究をしているんだ、こんな研究をして将来なんの役に立つんだ、就職したらプログラムを書けることが有利になるのだからこんな研究は全く意味がないのではないか、とか思っていました。

 

そんなことを考えながら、研究は大して力を入れずに裏でコンピュータの勉強とか、プログラミングの勉強とかを必死に続けていました。

 

私の周りでは、大学院に進学せずに就職した人もいたので、それらの人たちが研修でプログラミングとかやっている話とかを聞くと、自分は大学院で何をやっているのだろうか、と思うこともありました。

 

ただ、最近になって考えが変わってきました。世の中には文系SEという単語があるように、IT業界にいる人はプログラムが書けることは当たり前になってきています。(もちろんSEとは名ばかりで、プログラムが書けない人が存在するのも事実です。)プログラミングができて当たり前、という世界の中で重要になるのは、反対にプログラミング以外のスキルなのではないでしょうか。

 

例えば、うちの会社もAIとかIoTに手を出したいんだけど…。となった時に、機械学習がわかるのでAIは任せてください、とか、信号処理がわかるのでIoTは任せてください。とか、学術的なことがわかるということは、プログラムを書くことしかできない人たちと将来的に大きな差になってくると思います。(英語もプログラミング以外の重要な一つな気がします。)

 

今はAI、IoT、ビッグデータなどが流行っていますが、この先、もっと学術的なことが問われることが多くなっていくと思われます。そんな中で、プログラムは書けますけど、難しいことはわかりませんというよりも、プログラムを書けて難しいこともわかります。という人が重宝されるのは間違いないと思います。プログラミングだけができる人にならないという意味で、大学院進学と就職を迷っている人には大学院進学を強くおすすめいたします。

 

私の研究室でも、研究は無駄と言う人がそれなりにいますが、果たして本当にそうなのでしょうか。もちろんプログラミングスキルは就職後に要求されますが、学術的知識は本当に要求されないのでしょうか。研究で身につけた知識は本当に役に立たないのでしょうか。

 

この先のIT業界を引っ張っていくのは、単にプログラムが上手に書ける人ではなく、学術的なことを理解できて、それを応用できる人なのではないかと私は思います。